組合員の皆さま、日々のお仕事本当にお疲れさまです。
札幌孝仁会ユニオン執行部です。
8月19日に執行部ミーティングを行いました。
今回の主な議題は…
- 賃金表の見直しについて
- ハラスメント問題への対応について
- 組合員交流企画の検討について
の3点です。
この記事では、その内容をご報告いたします。
賃金表の見直しについて
近年の物価高騰を背景に、2025年度の最低賃金は 1,075円 になる見通しです。
この改定により、仮に、最低賃金に抵触する職員がいて、その職員だけが最低賃金に合わせて調整されると、これまで職制・職種・学歴・勤続年数などで成り立ってきた 賃金表のバランスが崩れることを私たちは心配しております。
もしそのようなことがあるのであれば、札幌孝仁会ユニオンとしては、部分的な対応にとどめるのではなく、賃金表全体を見直し、より公平で安心できる仕組みをつくる必要があるのではないか と考えています。
賃金やボーナスについては、病院としても「職員にしっかり報いたい」という思いを持っているので、わたしたちユニオンとしては、職員と病院が同じ方向を向き、共に気持ちよく働ける職場環境の実現を目指して、まずは現状の確認を行い、その上で建設的な協議を進めてまいります。
ハラスメント問題への対応
現在、孝仁会ユニオンには「ハラスメントが疑われる事案」に関するご相談が多く寄せられています。
これまで孝仁会ユニオンがキャッチした問題については、可能な限り解決に取り組んできましたし、今後もその姿勢は変わりません。
ただし、根本的には「ハラスメントが起こらない職場づくり」が最も重要だと考えています。
📌 パワハラ防止法に基づく事業主の義務
事業主には以下が義務づけられています。
- 「職場でのパワハラを許さない」という方針の周知
- パワハラ相談窓口の設置
- 相談があった場合の適切な対応と体制の整備
- 相談した人・協力した人への不利益な取り扱いの禁止
これらを 職員にとって使いやすい仕組み にするために、ユニオンとして病院に働きかけを進めていきます。
病院側でも現在、対応体制のあり方を再検討しているとのことで、今後の協議が前向きに進むことを期待しています。
組合員の皆さまにおかれましては、ハラスメントに関してご意見やお気づきの点がありましたら、どうぞ遠慮なく 庄子支部長(ICU)やユニオン執行部まで お知らせください。
組合員交流企画について
「誰が組合員なのか分からない」
「顔合わせのような場を設けてほしい」
このような声を受け、執行部では 組合員同士の交流企画 を検討しています。
現時点での案としては――
- 終業後に病院内の会議室に集まり
- ちょっと豪華なお弁当を囲みながら
- 気軽に顔合わせをする
といった、シンプルで参加しやすい交流会を考えています。
詳細が決まりましたら、改めてご案内いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
今後について
今回の議題は、どれも「働きやすい職場づくり」に直結する大切なテーマです。
進捗があり次第、このホームページで随時お知らせいたします。
引き続き、組合活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
