札幌孝仁会ユニオンの組合員の皆様、いつも大変お疲れ様です。
9月9日(火)、病院との定期協議を行いました。

今回は、最低賃金引き上げに伴う賃金表全体の見直しに関しての検討、ハラスメント窓口の再周知および相談体制の強化について、平和的かつ建設的な話し合いを持ちました。

賃金表の見直しについて

最低賃金引き上げを受け、賃金表全体の見直しが法人本部で随時検討されていることが報告されました。
病院からは「少しでも職員に報いるため、最大限の配慮をしている」との説明がありました。
一方で、診療報酬が社会的な物価上昇を反映していないため、対応には難しさもあるとの認識も示されました。

組合としては、病院の現状に一定の理解を示しつつも、全職員が物価高騰によって生活に困難を抱えていることを強く訴え、待遇改善に向けた継続協議を要請しました。

賃金や待遇の問題は非常に難しいテーマですが、今後も粘り強く協議を続けてまいります。組合員の皆様からのご意見も、ぜひ執行部までお寄せください。

ハラスメント窓口と相談体制の強化について

病院側からは、改めてハラスメント窓口や担当者を周知することを約束いただきました。
また、よりシステマティックに対応できる体制を早期に構築し、医師を含むすべての職員に対して、ハラスメント防止の啓発を進めていく方針が示されました。

組合としては、なるべく早期の体制整備、相談者への経過報告やフィードバックの仕組み導入を強く要請しました。

病院も「ハラスメントの解決は病院全体の利益につながる」との認識を示し、組合の意見を取り入れながら進めていく姿勢を確認できました。

今後の取組みについて

札幌孝仁会ユニオンは、定期的に病院との協議を行っています。今回取り上げた「賃金表の見直し」と「ハラスメント相談体制強化」については、引き続き誠実に協議を重ねてまいります。

今後の進捗については、随時このウェブサイトでご報告いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。