病院との定期意見交換会と夏季ボーナス要請のご報告
病院との対話の状況と、物価高騰を踏まえた夏季ボーナス要請についてご報告いたします。
組合員の皆様
日々の業務にご尽力いただき、誠にありがとうございます。
今回は、病院との定期意見交換会の開催報告と、夏季ボーナスに関する要請についてご報告いたします。
5月19日 病院との定期意見交換会について
5月19日、7階大会議室にて、札幌孝仁会ユニオンと病院との定期意見交換会を実施しました。
当日は、現場で働く職員の皆様の声や、日々感じている課題、病院運営の状況などについて、率直に意見交換を行いました。
組合としては、一方的な要望を伝える場ではなく、お互いの状況を理解しながら、より良い職場環境を一緒につくっていくための対話の場として、この意見交換会を大切にしています。
今後も継続的に意見交換を重ね、安心して働ける職場づくりにつなげていきたいと考えています。
日頃の業務の中で気になっていることや、職場で感じている不安・改善してほしいことなどがありましたら、ぜひ組合執行部までLINE等でお寄せください。皆様からいただいた声は、今後の病院との意見交換にも活かしてまいります。
5月22日 夏季ボーナスに関する要請について
5月22日、札幌孝仁会ユニオンは、病院に対し、夏季ボーナスに関する要請を行いました。
今回の要請では、昨今の物価高騰による生活への影響を踏まえ、以前の支給水準である2.0か月分に加え、職員の皆様の日々の尽力と生活支援の意味を込めて、0.2か月分を上乗せした合計2.2か月分として支給いただけるようお願いしました。
当日は、元木副支部長、井上副支部長より、入江院長へ要請書をお渡しし、現場で働く職員の生活実感や思いについてお伝えしました。
また、その後の意見交換では、病院運営や業務改善に関する貴重なお話を伺うことができ、非常に有意義な時間となりました。
組合として大切にしていること
組合員の皆様におかれましては、日々の物価上昇の中で、生活への負担を感じる場面も多くなっているかと思います。
私たちも、病院経営を取り巻く環境が厳しいことは十分理解しています。
そのうえで、地域医療を支える職員の皆様が、少しでも安心して働き続けられる環境をつくることも大切だと考えています。
今回の要請も、対立を目的としたものではなく、職員の生活実感を丁寧にお伝えし、病院と建設的な対話を続けていく取り組みの一つです。
今後も札幌孝仁会ユニオンは、病院との信頼関係を大切にしながら、より良い職場づくりに向けて取り組んでまいります。
今回提出した要請書について
今回、病院へ提出した要請書につきましては、以下のとおり掲載いたします。
札幌孝仁会記念病院
理事長 齋藤 孝次 様
院長 入江 伸介 様
札幌孝仁会ユニオン
支部長 庄子 総
要請書
拝啓
日頃より、地域医療の維持・発展のため、日々多大なるご尽力を重ねておられることに、心より敬意を表します。
また、厳しい医療環境の中にあっても、職員が安心して業務に従事できる職場環境づくりに努めておられることに、深く感謝申し上げます。
このたび、2026年度夏季一時金を以前の水準である2.0か月分に、物価高騰への対応、および職員の日々の尽力をお汲み取りいただく意味合いも込めて0.2か月分を上乗せし、合計2.2か月分として支給していただきますよう、謹んで要請申し上げます。
まず、病院経営を取り巻く環境が、大変厳しい状況にあることは、私たちも十分に承知しております。
昨今の物価高騰は、職員の生活だけでなく、病院運営においても、光熱費、食材費、医療材料費、委託費など、様々な面で大きな負担となっているものと拝察いたします。
そのような中で、地域医療を守り続けるため、日々ご努力されている経営陣の皆様のご苦労には、心より敬意を表する次第です。
そのうえで、誠に恐縮ではございますが、現場で働く職員の生活も、ここ数年の急激な物価高騰により、非常に厳しさを増していることをお伝えしたいです。
食料品、日用品、光熱費、交通費など、日々の生活に欠かせない支出が広く上昇しており、これまでと同じように働き、同じように生活しているつもりでも、家計の余裕は確実に少なくなっております。
例えば、昼食として、コンビニエンスストアでおにぎりと飲み物を購入するだけでも、500円を超えることが珍しくなくなりました。
スーパーにおいても、卵、乳製品、米、食料品全般の価格が高止まりしており、日々の買い物のたびに、職員は生活費の増加を実感しています。
一つひとつは小さな支出であっても、それが毎日積み重なることで、家計には大きな負担となっております。
現場の職員は、決して過度な要求をしたいわけではありません。
むしろ、病院の置かれている状況を理解しながら、それぞれの職場で、患者様のため、地域医療のため、日々懸命に業務に向き合っております。
しかしながら、生活費の上昇が続く中で、職員の生活面における不安が、少しずつ大きくなっていることも否めません。
もとより、こうした物価高騰が、法人の責任によるものではないことは、私たちも十分に承知しております。
そのうえで、現場で働く職員の生活実感として、日々の負担感が増している状況につきまして、ぜひお汲み取りいただけますと幸いです。
3月および4月の病床稼働率が、高い水準で維持されていることは、病院全体にとって大変重要な成果であり、経営状況の改善に向けた明るい材料でもあると受け止めております。
そして、その背景には、各部門で日々現場を支えている職員一人ひとりの努力があるものと考えております。
職員は、今後も札幌孝仁会記念病院の一員として、地域医療に貢献し続けたいと願っております。
そのためにも、現場で働く職員が、生活面で少しでも安心を持ち、心身の余裕を保ちながら、誇りと意欲をもって働き続けられることが大切であると考えております。
このたびお願い申し上げる夏季一時金の増額は、病院に対して一方的な負担を求めるものではなく、職員への生活支援と慰労の意味を持つものとして、受け止めていただければ幸いです。
今後も、労使が互いの立場を尊重し、理解と信頼を深めながら、病院の発展と地域医療の充実に向けて、ともに力を尽くしてまいりたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
